真昼の黒鯛

朝早いのも夜遅いのも苦手です

千葉県/神奈川県/静岡県
2002年8月13日遠征

山陽/四国遠征2002年8月13日

8/13 岩国~防府~徳山

ポイント1
山陽道をひた走り、着いた所は「岩国」、でも真っ暗でビックリ!仙台ならこの時期、この時間なら眩しいくらい明るいのに・・・。
暗い中を早速ポイントへと向かいます。
さあ!これから何箇所のポイントを巡るのでしょう???

小さな突堤とパイルのある場所で、濁りがかなり強く思えます。ホーム・グランドだったらこんな濁りでは、まずアタリが出ないんですけどね・・・。

少し明るくなったところで、いよいよ釣り開始。
タックルは8尺のヘチ竿にイガイのノーシンカーです。今までイガイでは必ずオモリを付けていたので、アタリが取れるか心配です。

初めはヘチ釣りから始め大脇氏、悟氏、私、相棒の順で、先端へ向かって落としていきます。 最初に大脇氏にヒット! が、暗くて黒鯛なのか、シマダイなのか・・・?これが黒鯛ですが20センチ。 イガイでこんな小さな黒鯛は仙台では釣れません!!! ちょっと、カルチャーショック。 続いて、悟氏が40センチ弱をゲット!

こちらは、基本に徹してラインを水面に浮かべずに、少しの糸フケを維持しながら落としていくと、「ツンツ!スツ!」っと誰にでもアワセられるはっきりしたアタリで乗ったー!が・・・サイズは20センチ位(笑)

魚の着き場が判り(大脇氏は最初から知ってました)気合も入ってきました。 また「ツンツ!スツ!」と誰にでもアワセられるアタリであわせると・・・ちょっと大きいかー?37センチが釣れました。嬉しいー!!!

ヘチ竿ってパワーが有るんですね!前打ちロッドよりも意外と簡単に魚が浮いてきます。「仙台の黒鯛より引きが弱いんだ。」と勘違いしました。 何分、ヘチ竿で黒鯛を掛けたのはこの日が初めてでして・・・。

先端付近のパイルへ移動して、大脇氏からレクチャーを受けます。 「魚はこういう所に居るよ。」 「だからこういうふうに落とすんだよ。」と大脇氏。 なるほど、ただ漠然と落とし込んでもダメなんですね。

レクチャーを終えて、教えて頂いた事を実践してみます。 パイル際に移動しながら落としていきます。 ラインの沈みが何時もより速くなったので迷わずアワセると、手前に強烈に突っ込みます。「うぉー!」っと思わず声を出して耐えます。40センチは超えたと思い、思わず遠くで釣っていた大脇氏にタモを掲げてしまいました。 測ってもらうと、42センチ!やった、ヘチで40オーバー、嬉しいー!!!

ところで、大脇氏から「海は生きているから時間がたつと変わるだよ。」と教えて頂きました。どういうことかと言うと、私の釣ったパイルにはケーソンが積んであります。しかし、1月に大脇氏が来たときはケーソンが無かったそうです。 沢山の遠征をこなしているからこそ判るんでしょうね。
岩国で黒鯛
生涯初のストラクチャーでの釣果

ポイント2
次は、仙台にもある様な小さな小さな漁港です。  浮き桟橋に台船、ヴイ、オイル・フェンス、当然船も停泊しています。 ここでは、大脇氏が竿を出しレクチャーを受けます。

桟橋では「船との隙間」「船の舳先」「衝撃防止のタイヤの下」に落とすそうです  そこは、「こんな場所で?」と思う所ばかり!これはかなりのカルチャーショックです!!!  今まで、「黒鯛は堤防なら外側でしか釣れない。」と思っていたので・・・。これが今、大脇氏が拘っている「ストラクチャー・フィッシング」なんですねー!!!  大脇氏に「何故タイヤなんですか?」と尋ねると「タイヤに着いているイガイは取れやすいから黒鯛が食いやすいんだよ。」と・・・なるほどー。考えたことも無かったです・・・。

次は、忍び足で台船に向かいます。  大脇氏が「あそこに居た!」と言ってくれますが???私たちには・・・見えません。台船以外にも「あそこに居るよ!」といわれ、ヴイの下を覘くと・・・。居た居たー♪ 仙台では考えられない光景です。「おまえら、何でこんな所に居るんだよ?」という感じです。

更に驚いたのは、大脇氏が「あそこに居るよ!」と言った所には必ず黒鯛が居ます。それも、ウジャウジャ見えるんです。  結局ここは潮がど干潮だったので釣れなかったんですが、黒鯛って本当に身近な所に居るんですね!!!そして、こういう場所は潮が上げてきて濁りが入ってくると釣れるそうです。

ポイント3
池のコイのごとく、アチコチで黒鯛がウジャウジャ居るのを見て、次の場所です。 ここは、竿は出さなかったのですが、バースのようなストラクチャーが3箇所有って、その下には黒鯛がウジャウジャ見えます。  画像では魚が良く見えませんが、黒鯛達がまるで日陰ぼっこをしているようでした。
見えチヌワールド
見えチヌワールド

ポイント4
フェリー乗り場の浮き桟橋です。
ここで、何故この辺りに「浮き桟橋」が多いのか気付きました。仙台や日本海と違って干満の差がとても大きいので、「可動式の浮き桟橋」になってるんですね。だから、浮き桟橋に着いているイガイは常に海中にある。と言うことは取れやすいから黒鯛が食べやすい!!!

残念ながらここも、潮が透けているせいかアタリが無いものの、橋脚の際にはデッカイのがハッキリ見えます。

ポイント5
防府という所まで移動してきました。
台船付近を下見しますが、大脇氏が「前に来たときに有った古い船が無い」との事で使っていない古い船にイガイが沢山着くのだと教えてくれます。  闇雲に竿を出さずに、状況を見ながら釣りをするのはさすがですねー!!!

ポイント6
ヨット・ハーバーに来ました。
今度は岩国と違って潮がかなり澄んでいます。「こんなに透けいて、釣れるのかな?」なんて思ってしまいます。  桟橋が3本あり、2人1組で釣り開始です。  桟橋の柱に餌を突っついている黒鯛が見えます。アタリは少ないものの、先端付近ではっきりしたアタリ。ちょっと暴れただけで、針はずれ(T_T) 隣の桟橋で釣っていた悟氏が「Mossaさーん!」の声。タモには35センチ位の黒鯛が収まってます。  移動してまたも先端付近でアタリ!今度も少し暴れただけで針はずれ(T_T)悔しい!!!  潮が澄んでいても3回アタリが有ったので先入観を持たず竿を出してみることも大事ですね。

ポイント7
徳山、きょうの宿泊地にやってきました。
釣り場は、ここも小さな小さな漁港で、岸壁はテーブル状になっており、浮き桟橋が2箇所、漁港の出口には小さな小さな突堤が有ります。  浮き桟橋と岸壁には沢山のロープと船が有ってこちらには無理なので小突堤をウロウロします。

あまりにも小さな突堤なので「ここに居るのかな?」と思ったのも束の間、悟氏が30センチ位をヒットさせました。
今度は、相棒が悟氏が釣った辺りをウロウロ(笑)暫くして、「あーっ!」と相棒の声が・・・。振り向くと相棒のヘチ竿が大きく弧を描いています!これは、デカそうです。助ダモしてみると、明らかに40センチオーバーです。
離れて釣っていた悟氏を無理やり?お呼びして、計測願うと44センチ有ります!(悟さんすみませんでしたねー!) やりました!相棒の今季初の黒鯛は40センチオーバー、しかもヘチ釣りで初の黒鯛です!!!
相棒へちで40センチオーバー
相棒へち釣りで初黒鯛

ここでの私はアタリが無く、悟氏が竿を出しているフェリー乗り場へ移動すると「頻繁にアタル!」そうです。
早速落としてみると、1投目からアタリ!がアワセ損ね。悔しいー!!!  2投目、今度はイガイを取られます。うーん・・・。 今度は桟橋の支柱に落とすと、即アタリでようやく乗って32センチ位。小型ですが、やっぱり嬉しいー!!! そして、支柱と岸壁の隙間。ここは構造上ラインが見えないので竿先を見ながら落としていくと、突然穂先を「グンツ!」っと引っ手繰ります。思わず「うぉっ!」と声が出ます。  仙台では絶対味わえないシチュエーションですねー。

ポイント8
一通り探ってアタリも無くなってきたところで、浮き桟橋と護岸、パイルのある場所へと移動します。  大脇氏と相棒が浮き桟橋、私が護岸で竿を出します。

護岸には小さな排水口があり、その辺りを特大の黒鯛が4~5匹、ウロウロしてます!がイガイを落としても見向きもしません。

浮き桟橋に行ってみると、なんと!!!船底に付着したイガイを黒鯛が立ち泳ぎしながら食っています。これも仙台では絶対に見れない光景です。またもや、カルチャーショックです!!!  黒鯛って本当にイガイが好きなんですねー。
この、浮き桟橋では大脇氏が貝グシャ2回とバラシが3回有ったそうですが、以前お仲間のmiyuki氏が連続7回バラシを演じた場所なんだそうです。たかだか15メートル四方の小さな桟橋に随分と沢山の黒鯛が着いているもんですねー!

私と相棒は暑さと疲れで小休止、先ほど私が攻めた護岸を大脇氏が探っていきます。 ちょっと、遠くで見ていたら、大脇氏の竿先が跳ね上がりました。呼んでいるので行ってみると、バラシたそうです。 そのまま近くで見ていると、今度はゲット!36センチ位ですが、私が攻めた時は1度もアタリを出せなかったのに、さすがですねー!!!
大脇氏さすがの黒鯛
さすがです!

パイルはクラゲが多くて竿を出さなかったのですが、大脇氏によるとクラゲは関係ないそうです。
それよりも、パイルは魚は沢山居るがバラシが多くて難しいそうです。

夜通しのドライブと長旅の疲れもあって、きょうは早上がりです。 泊まる所は大脇氏の「出没」のコンテンツに出てくるホテル・サンルート徳山。 夕食は、焼肉屋で初めて韓国のお酒を飲みましたが、とっても口当たりが良く美味しいお酒でした。 それにしても!きょうは1日で8箇所ものポイントを巡りましたが、こんな釣りもまた初めての体験です。


8/14 徳山~宇部~田尻~徳山

ポイント9
小さな漁港です。
大脇氏が案内してくれる場所は決して大場所では釣りません、が釣れるんです!
港内には台船、浮き桟橋、発砲があり、外側にはバースのパイルが1箇所あります。

大脇氏が台船、悟氏が外側のパイル、私と相棒は浮き桟橋にわかれて釣り開始。
ここは、大脇氏も初場所との事ですが、黒鯛は今まで巡ってきた場所よりは見えません。しかし、大脇氏は「絶対釣れる!」と断言します。
私には釣れてもせいぜい2~3枚としか思えませんでした・・・がここからが大脇氏の「ワンマンショー」の開演です!!!

大脇氏が、「1バラシと1ラインブレークが有った。」と言った後、「○ちゃーん!」の声が・・・。振り向くと竿先を海中に突っ込んでいます。竿先を海中に突っ込むことで、ライン・ブレークを防ぐそうです。 これを機に連続3枚ゲット。地元の人たち3人がそれを騒ぎながら見ています。  結局、なんと10枚の釣果!!!
その後、検潮所のような所で40センチ弱を追加、中心部付近にばけもの黒鯛を見たそうです。
大脇氏台船で黒鯛10枚
大脇氏が台船で10枚!

黒鯛10枚ゲットの台船
10枚ゲットの現場

巨チヌが潜む
この下には巨大な化け物黒鯛が!

 

そしてなんと!
堤防内側の何の変哲も無いような場所で、相棒が声を出しながら大きく竿を曲げています。
助ダモしてみるとこれも40センチ!!!大脇氏の釣りを見ていた地元の人達も駆け寄ってきました。彼らはこんな所で黒鯛が釣れるとは思ってもいなかったようです。それはそうでしょう、私だって黒鯛が居ると思ってなかったんですから!

相棒によると、発砲にイガイが着いていたので落としてみたら食ってきそうです。こういった場所は大脇氏が私達にこれまで教えてくれたしてくれたポイントです。
大脇氏のおかげで少しは黒鯛の居場所が判ってきたようです。これには私も参りました!!!
相棒がストラクチャーで黒鯛40センチゲット
相棒がストラクチャーで黒鯛ゲット!

私も台船をやってみますが、沈んでいくイガイをスーツと追いかけていく黒鯛がはっきりと見えます。立ち泳ぎでイガイを食っている黒鯛も見えます!

悟氏が「まったくアタリが無い」と言いながらパイルから戻って来たので、入れ替わりに私が行ってみると・・・。何と1投目にアタリ。しかし、手前に突っ込まれパイルの間にある鉄骨にラインに擦れているのが判るのですがどうする事も出来ず、ラインブレイク(T_T) その後、ラインブレークを2回、計3回やってしまいました・・・。これも初体験ですが、魚は居ますねー!!!

ポイント10
アタリが無く場所移動です。黒鯛が居ても良さそうなんですけどね、こんな場所も有るんですね・・・。

ポイント11
車でちょっと移動して、浮き桟橋と堤防のある所で皆で先端まで落としていきます。スリット岸壁と船止め用のラバーが6本位立ち並んだ場所に来ました。 大漁の大脇氏は竿を出さずに私達に釣りを楽しませてくれます。

「ここはラバーが本命だから、早く行って!」とのアドバイスを受けますが、私にはスリット岸壁が良さそうに見えるんですよね・・・。ところが、それが間違いと気付くのに時間はかかりませんでした。
悟氏がスリット岸壁で30センチ弱を釣り上げたのに、こちらのラバーに向かってきました!普通の人だったらそのままその場所に拘って落とし続けるんですけどねー。 ラバーはアタリが1度有っただけですが、何と!悟氏は最初からラバーが本命だと判っていたんです! 大脇氏は本当に魚の居場所を良く知ってます!!!

ポイント12
桟橋が2台並んでいる所で、2人組になって竿をだしますが、悟氏に2アタリ、1バラシが有っただけで、見切りをつけます。

チーム・ブラックキラーのカウントサイズが40センチオーバーの為、悟氏はここまでボーズ扱いになってますが、アタリを沢山出してるし、バラシもかなりの数です。
とても、とても!適う相手ではありません!!!

ポイント13
田尻という港の浮き桟橋を4人で落としますが、ここでは悟氏のチンタのみでこの日は終了です。

それにしても・・・、2日間でなんと13箇所も立ち寄りました!!!何時もの私なら、移動してもせいぜい3箇所。またまた、カルチャーショックです。

ホテルに戻り、シャワーを浴びると、大脇氏の兄弟集「源さん」が、激励に駆けつけてくれました。 今回、ご一緒出来ませんでしたが、大脇氏の言っていた通り、好青年でした!!! 差し入れが美味しかった、源さん有難うございました!!!

あっという間に時間が経ち、2:00に就寝。 翌日の5:00出発予定が8:00になりましたが、今度いつお逢いできるか判らない、お仲間との時間も大切でしょうね。 私も、源さんにお逢いできて本当に良かったです!


8/15 徳山~川之江~徳島

島並み街道を通り四国入り。流石南国、ソテツの木があったり、ミカンのような柑橘系の木がそちらこちらに生えています。途中フェリーの桟橋を数箇所覗き、川之江で竿出しです。

ポイント14
桟橋とスリット堤防ですが皆アタリ無し。

ポイント15
大脇さんが「ここはお土産ポイント」と言っていましたが、まったくアタリ無し。こういう事もあるんですねぇ・・・。

いよいよ徳島入りです。お宿は「出没」に出てくる民宿しび漁です。  一風呂浴びると、大脇氏のお仲間miyuki氏が到着されてました。 お互いに「Mossaさん?」「はい!」「miyukiさん?」「はい!」と挨拶を交わします。
私にとってはmiyuki氏は憧れの方の一人でしたので、ついウキウキです。

念願の阿波踊り 食後は念願の阿波踊りを見に行きます。バスかタクシーで行くかと思えば、なんと、民宿しび漁のおやじさんが船で会場近くまで送ってくれました。

桟敷席のお陰でまあまあ良い場所で見ることができました。 いやー!活気があってとてもひょうきんな踊りです。特に女踊りは色っぽさもありますね。 にっこりしながらリズム良く楽しそうに踊っている姿はとても魅力的ですねー。
阿波踊り
踊る阿呆に見る阿呆♪

芸能人も出ましたが○○○○○は最悪です。仕方なく踊っているのがありありです。これならかえって出てこないほうが良いと思いました・・・。

遂に阿波踊りに飛び入り参加! それから遂に、阿波踊り実体験!!!と記念撮影。  桟敷席で踊りだす人も居るし、知らぬ間に自分の体が動くほど楽しい踊りですよ!
阿波踊りに飛び入り参加
輪踊りに飛び入り参加だー!


8/16 徳島ジャンボ~阿南

ポイント16
徳島ジャンボのオーバーハングを狙います。
なかなかアタリが無くて皆さん苦戦の中、miyuki氏が私の側で小型ながら1枚上げ、俄然やる気がでてきました。
流れが堤防と平行に流れますが、ここだけ仕掛けがうまく手前に入っていくように感じたので、少し粘ります。
昨日、悟さんに教わったスライダー釣法と、大脇さんから教わった「落としてうまくオーバーハングに沈まなかったら、上げてやり直せばいい。3回落とせば1回は必ず手間に入ってい。」の言葉を頭にやっていたら「スッ!」とまたもや誰にでも合わせられる、はっきりしたアタリ。
「乗った!」結構引きも良いです。40センチ有るか無いかなのでキープしてストリンガーへ。嬉しいー!!!
徳島ジャンボで黒鯛
オーバーハングでゲット!

全員、先の方へ行きましたが内側にある浮いてる丸太が気になり、覗いてみると居ました、でかい黒鯛が!!!思わず丸太に飛び降り釣ってみますが、なかなかの警戒心です。

ジャンボはアタリが少ないため、場所移動で阿南へ向かいます。

ポイント17
阿南の河口ですが、遠くにスリットが見えたので行ってみようと、行ってみたら、なんと護岸のラバーでした・・・。
でも、濁りがあるし、とりあえずやってみるかで、早速やってみると、一番遠くで釣っていた悟さんがニコニコしながら戻ってきました。聞いてみると「アタリがあって貝グシャされた。」そうです。釣ってみて判ったのですが下がオーバーハングした護岸のようです。
相棒もアタリがあって、貝グシャになったそうです!
私は、大脇氏のリズムを知りたくて後ろに付いて探っていきます。でも、私はノーシンカーでしたが、大脇氏はシンカーを打っていたそうです。だから、同じリズムでやっても意味が無いと。まだまだ駄目ですねー・・・。

そして大脇氏が掛けました。
ちょっと移動して、また掛けました。さすがに大脇氏のやりとりは余裕たっぷりで、「おおーっ!」とか声を出してますが、引きを楽しんでいます。
ここでまたアドバイスです。「大抵の場合、つがいで居るので1匹釣れたらもう1匹釣れるよ!」と言っていた矢先に何と、その場所で私にもアタリが来ました!今回初めての止めアタリで、かなり強い引きでしたが、スッと軽くなりました。うーん、悔しい!ところが、針はずれかと思ったらハリスが途中でぶち切れてました!大きかったなー!!!
大脇氏の言うことは大抵当たるので、びっくりです。
大脇氏イガイの着いていない場所で黒鯛
阿南でさすがのヒット!
大脇氏イガイの着いていない場所で黒鯛2枚
イガイの付着が無くてもイガイでゲット!

その後、悟さんが近くまで来て、1バラシ、1ハリス切れ。

アタリも遠のき、しび漁に戻って、miyuki氏とお別れし、きょうのお宿、淡路島へ。

なんと、部屋はロイヤルスイートルームですが、大脇氏のお陰でお一人様一泊約6500円!!!  部屋からは鳴門大橋と渦潮で有名な鳴門海峡まで見渡せます。 miyuki氏が言っていましたが、大脇氏とご一緒させていただくと、ホントに沢山の特典がありますねー!!!  更に、私の大好きな温泉ですよー♪

さすがに、連日就寝2:00がこたえ、眠くなってきたのを「○ちゃん、疲れたら先に寝てもいいよ!」と言ってくれます。 申し訳ないので大広間を阿波踊りで退場(爆)


8/17 徳島~M港~神戸

ポイント18
まずは、M漁港という所でパイプラインを狙います。
潮が透けてて釣れませんが、落としたイガイに黒鯛が近づき様子を伺っているのが見えました。口先10センチでそっぽを向きました!!!しかも、下の敷石にも物凄くデッカイのがウジャウジャ居ます。
ここで、「覗き込んで釣るのではなく、パイプラインに上がる前に、脚が何処にあるか覚えておくように!」とのアドバイスです。なるほどー!!!

ポイント19
一気に本州へもどり、尼崎の本当に本当にちょっとした桟橋です。
「よく、こんな所を探し出すなー!」と感心することしきりです。 春にカニで釣れた場所だそうで、小場所ゆえにアタリが無ければすぐ移動です。

ポイント20
いよいよ、最終ラウンドです。神戸に戻ってなんの変哲も無いような幅のある突堤と言うか岸壁といった感じですが・・・。

最初は日の当たる場所で釣りましたが、大脇氏が40センチ位のキビレを上げました。
初めて見ましたが、黒鯛のヒレを黄色くした感じですね。
その後、神戸チヌ研の会長さんをご紹介しただき「ここは、ラバーの両脇が良いんですよ。」とアドバイスを頂き、相棒と日陰側に移動します すると、相棒が「あー!」と言いながら竿を大きく曲げています。助ダモの準備をしますが、惜しくも針外れ。結構大きかったようです。そしてやっぱり、ラバーの脇だったそうです。

大脇氏も、先端から回って来ました。
その後、またしても相棒が「あー!」と大きく竿を曲げてます。今度も助ダモの準備をしますが、惜しくも針外れ・・・。う~ん、惜しい!!!これも40オーバーだったと思います。

同業者が増えてきたため2つ隣の突堤に移動します。
さっきの突堤より潮が澄んでいます。
ここでも相棒がバラシ。 私はアタリすらありません・・・。悔しい!!!
少し暗くなってきてくたびれたし、悟さんも竿をたたんだので終了することにしました。
大脇氏はというとまだまだ粘っています。本当に粘り強い方です! 結局、大脇氏がオーバーハングに入られたりもあったそうですが、40オーバー1枚釣って終了です。 ここでもやっぱりタイヤの下、つまりラバーだったそうです。

結局、私は最後まで、ノーシンカーでした。オモリ付けるのが面倒くさくなって(苦笑)
しかし、イガイでこんなにはっきりとアタリが出るとは、本当に驚きです。
地元に帰ってもしっかりイガイで釣ってみたいと思います。


8/18 大脇氏のホームグランドを拝見

きょうは大脇氏のホームグランド名古屋港に案内して頂きます。

ここも今回の遠征で釣りをしてきた場所と変ることなく、やっぱりストラクチャーでした。
そして、暗黙の了解でテリトリーのようなものが存在し、「○○」さんの場所だよ、とかここは誰々の場所だよと教えてくれます。 そして、他人のテリトリーで釣ることは絶対にないそうです。

名古屋駅には、悟さんも駆けつけてくれました。

「今度は、私がお邪魔する番だよ!女房も連れて行くからね!」「はい、奥様に心置きなく観光していただける段取りしますからね!大変お世話になりました!」別れではなく、次の再会をお約束した力強い握手を交わし大脇氏と悟さんの車は走り去りました。

大脇氏、悟氏をはじめ道中お逢いした方々、応援してくださった方々、一緒に釣行した相棒に感謝いたします。
ありがとうございました。