真昼の黒鯛

朝早いのも夜遅いのも苦手です

千葉県/神奈川県/静岡県
3年目の酒田 2004年8月4日

3年目の酒田 2004年8月4日

釣行場所 酒田港周辺

ダイワのテスター大脇氏と酒田の話題で話しをしたのが一昨年、以来ヘチ釣りで通いヘチで駄目なら前打ちと3年通いましたが、バラシは有るもののきょうまで落とし込みボーズ。
魚影は宮城より濃いはずなのにタモに収めることができませんでした。

前回のバラシから結構日にちが経ってしまいましたが、あの濁りとウネリでバラシたのできっと釣れると勝手に言い聞かせ(笑)壁水氏に電話すると、あまりにも暑いので「涼しくなってからにしたほうが良い。」との事です・・・。

真夏の炎天下に七ヶ浜や大阪、富山、金沢でも真昼間に釣果を得たことは有ったので、例によって諦めが悪い性格なので単独釣行を敢行します(苦笑)
前日、なぎさ丸のサイトを見ると7月下旬でも釣れているのでいけるでしょう!

7:30 大きめのイガイを採取
今月からはイガイ一本と心に決めていたので、早速・・・ウヒッ、イガイ取りを使わずに上質のイガイを採取♪

今回は日本海なので普段よりちょっと大きめをチョイスします。
丁度イガイを採り終わった頃になぎさ丸の船長さんが到着です。
何時ものように「おはようございます!」と気持ちの良い挨拶を受け乗船名簿に記入して渡船します。

船長さんの話では「アタリは有るが食いが渋い」との事です。
これできょうの仕掛けは決定ですね!

酒田で前打ちで初の黒鯛8:55 遂に黒鯛ゲットー! 42センチ
仕掛けを入れて2投目、引き込み?サラシでラインが取られたか?と思いつつもきいてみると、根がかり?「グングンッ!」魚だぁ!!!っがこれは2度の突っ込みで針ハズレ・・・。

釣りを開始して早々の出来事で油断してました・・・。
魚は居るなぁ♪
気を取り直してやや右へ落とし込むと「スーッ!」と引き込み、ウネリとサラシがきつくアタリかどうか判断できないのできいてみると「クンクン」「グングン」「ギュンギュン」「ギューンッ!」来たぁ!!!
まず、下へ突っ込みだし、これはラインを出さずに耐えますが、さすがに日本海の黒鯛は強烈に引きますぅ!
思わずラインを出したくなりますが我慢します。
次は手前に突っ込み出で腕を目一杯前に突き出し絶えますが粘る粘る。引きが強いだけじゃないんです。暴れる時間も太平洋の黒鯛より長いんですぅ;;;
今度こそランディングできるかぁ?3年間さんざんバラシたので不安がよぎりますが、餌はイガイだし、長年使っていた針を変更したし、行けるかぁ!?!

腕が苦しくなってきたころ、ようやく浮いてきてタモですくおうとしますが、波とウネリでうまくいきません(焦)しかし針がかんぬきに刺さっているのが見えました。いけるぅ!!!
数度の失敗後タモに収まるぅ!これで大丈夫、後は柄を縮めるだけ
重い、見た感じは35センチ位なんだけど・・・ようやくタモを縮めましたぁ♪
やったぁ、遂に、遂に酒田ボーズを克服しましたぁ♪♪♪

ん?まあまあかぁ?40いったかぁ?メジャーを当てると42センチ、最高のボーズ脱出ですぅ♪♪♪

場所を移動してサラシの少ないテトラの裏へ落とし込むとラインが沈まないのできいてみます。「クンクンッ!」来た!入れ食いかぁ?こりゃひょっとして魚が群れで寄ってるんだろうか?

10:15 黒鯛45センチゲット
2匹目も強烈な引きを楽しんで?本当はかなりの引きにヘトヘトです(笑)
これは45センチ♪ここで碧水氏に電話を入れるが出ないので、続行。

この後、碧水氏より電話が入り「電話有ったみたいですけど?」「はいっ!今2枚目釣れました!入れ食いですよ!」「へぇ、暑くても釣れるんだぁ」碧水氏は酒田のベテランで、「昔から酒田の人は夏は早朝か夜釣りしかやってない。」との事で、昼間に釣れると思ってなかったようなんですが、これで真夏の昼間にイガイで釣れることを証明できました!

11:50 年無しか?いえ37センチでした^^;
さて、その後入れ食いを夢見ましたが、ウネリとサラシが更にきつくなり厳しい状況に。場所を移動しながらサラシが少ないテトラの際へ落とすとスーツと引き込みアタリ!これは37センチで引きも堪能して余裕でランディングです。

ウロウロしながら今度はサラシが有るが、黒く見える沈みテトラの上へ、水深は1ヒロ位ですがこの時期はこんな所も狙い目です。

黒鯛47センチゲット
ラインが止まって、きいてみると「ゴンツ」「ググググツ」今までよりもっと強烈に引きますぅ!掛けたタナが浅いのですぐに魚が見えます!お~、デカイ!!!
この大きさだと、下に突っ込まれると厄介なので、ロッドにあまりテンションをかけずに持久戦です
しかし、下へ突っ込みます!「うぉ~!」「糸出したい~!」(爆)竿先を水中に持っていかれそうになる寸前ですが我慢!大げさだなぁ!とお思いでしょう?魚とラインを沈み根に当てないように操作しようと思うと私の場合こうなってしまうんです(爆)それと、日本海の黒鯛はやっぱり引きが強く耐久力が有るんです。

いったん足元に寄せたものの、今度は大ウネリが来て魚が浮いた場所から20メートルほど流されます(T_T)ランディングも何度も失敗!しかし、針の掛かった場所が良いようでバレません♪「頼む~入ってくれ~!」5度のランディングでようやく入ります。「入ったぁ!」しかし・・・「重い!」必死でタモを縮めようやくゲットー♪♪

またもや碧水氏に電話します!「今、50近いの釣りましたぁ!」「えぇ?」真昼にデカイのが釣れて驚きの様子です。

酒田で黒鯛4枚風は既に北風に変わり、ウネリもやや収まってきましたが、残り1時間は帰りの事を考えてお昼寝タイム^^)

帰り支度をしていると迎えの渡船が見えました。渡船が港に入ると、碧水氏がお出迎えです。手を振って挨拶します。陸に上がって、船長さんと碧水さんに撮影してもらいます。一番大きいのは47センチ有りました♪♪♪

ここで、碧水氏から抜群に冷えたスイカと飲み物の差し入れが♪
堤防でペットボトル1本を飲み干していたので、最高でしたぁ!!!身も心も潤いました!
碧水さん有難う御座いました!!!

壁水さん、応援頂いた方々、いつもながらありがとうございました^^)

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