真昼の黒鯛

朝早いのも夜遅いのも苦手です

千葉県/神奈川県/静岡県
2004年5月2日遠征

富山遠征 2004年5月2日

2004年5月2日
富山の釣り人さんと六渡時へ

富山と言えば真っ先に思いつくのが前打ちと、鯰第一温泉のふじのやさんです。
そこで今回は急遽、クロちゃんにお願いし富山を案内していただきます。
本当に急なお願いだったのですが、1泊ご一緒していただき仲間とともに3日間フルサポートしてくださると快い返事をいただきました。

呉羽パーキングで、昨日クロちゃんさんが紹介してくれた富山の釣り人さん電話を入れると後2時間位でご一緒できるとの事です。

今回なぜ私がクロさんに案内をお願いしたかというと富山で実績が有り、大脇氏が来仙された時、当サイトの掲示板に応援に来ていただいた事、そして大脇氏から素晴らしい方だと聞いていた事などです。

ご本人は休みの関係で3日の1日しかご一緒できないと言うのですが、仲間に頼んで3日間フルサポートしてくださるとの事で有り難いですね♪

新湊近くをウロついていると、富山の釣り人さんから電話があり「そちらに行きますので待っていてください!」との事です。

約30分後、FRPボートを屋根に積んだ車が!「地合は夕方5時ごろですが今丁度人が入ってませんからすぐに行きましょう!」と挨拶もそこそこに車で付いていきます。
多分、相当良い場所を確保できそうなんでしょうね!

着いた所は北陸独特の離岸堤です。ここで、餌を確保するため何時もの釣り具屋さんへカニを仕入れに行きます。相変わらず仙台より安い!というより仙台が高い?

14:00
六渡寺テトラ人が来る前に初めての離岸へ!初めて乗ったボートは・・・怖い!乗るのは良いが渡るときが・・・怖かったー!(汗)
富山の人たちは毎回こんな怖い思いをしてるのか?そして、自分の重たい体重を支えて腕がパンパン(爆)
しかし、富山の釣り人さん言わく、慣れればなんとも無いとの事です。
大体の地形を聞いて二手に別れ今年初の前打ち開始。

教わった通り濁りは申し分無し!しかも、潮目が丁度このテトラを中心に出来てます!水深は1.5mか深くて2mか?北陸の離岸としては普通の深さなんでしょうが、ホームの釣り場とはだいぶ水深が違います。
六度時テトラ
富山では一級ポイント

際でクンッ!とアタリますが、カニの目だけやられてるのでフグでしょう。

しかし、この日は何故かアタリが全く無し(T_T)
右端で釣っている富山の釣り人さんにもアタリが無いらしい・・・昨日までは4日連続で釣果が有ったらしいが、黒鯛は「昨日までは良かった」という話は良く聞きます。でも、「昨日まではダメだった」がきょうは良いという話もあまり聞かない(爆)

結局夕方まで粘ったものの全員アタリが無く本日は終了。

途中、クロちゃんさんとコンビニで待ち合わせ、初対面~!「どうもー、初めましてぇ!」「お疲れ様でした!」と会話しながらガッチリ握手させていただきます。

近くのラーメン店で食事を取り、健康センターへ。

温泉で疲れを癒し、皆でビールを飲みながら明日の作戦会議・・・といっても私は聞いてるだけですが、仙台の釣りと北陸の釣りの違いなどを話し合ってるとあっという間に11時過ぎ!!!
そして、去年地元の人から聞いた「この時期はノッコミが終わって魚は内湾に入ってる。」という一言は・・・100%間違ってるとも言えないが、正しいとも言えないかな?


2004年5月3日
高塚テトラ~六度寺テトラ

5:30
高塚テトラきょうは現地で待ち合わせのお仲間、陸奥さんと○俣さんを加え総勢6人でボートは2艘となります。相棒はきょうはやらないと言うので、富山の釣り人さんと二人で去年クロちゃんが爆釣したというテトラへ。
昨日のテトラよりはるかに澄んでいるが、いくらか濁っているとの事で場所によって濁り具合の違いを良く把握してるなと感心します。側には田んぼからの流れ込みが有り雨が降ると・・・良くなるとの事です。なるほど!

それにしても、昨日からお二人の口から再三聞くのは濁り。仙台では濁ったらあまり良くないのですが。
多分仙台が特殊なんでしょうが、一歩下がって釣る事等、基本的な事ですが今まで気にしなくても釣れていたので、気にしていたらもっと釣果が上がっていただろうと反省させられました。
高塚離岸テトラ
秋のシーズンには入れ食いが!

まず一本目を丹念に探るが全くアタリが無いので右隣のテトラへ、すぐ隣へ移った途端にガンガン当たることも有ると言うから不思議です。

ここは私としては形がホームに似たテトラのため何となく良い感じがします。
3箇所目ラインが止まった所で張ってみるとギューンッ!と竿先を引き込みますが乗らず。仕掛けを上げてみるとカニは無傷・・・?キジハタかな?

2度目、今度も無傷。
正体の判らない魚を見たくて、チヌで無いと判りながらも3投目は、ギューンとまたもや竿先を強烈に引き込みますが送り込んだのが間違いでした・・・根に潜られました。

アタリはこれだけで、風が強くとても竿を出せる常態ではなくなり一時撤収します。
釣果は、陸奥さんが高切れでバラシたとの事です。惜しいー!!!

一眠りして、昼過ぎに再び六渡寺へと向かいます

14:00
六渡寺テトラ先客が有り全員で1番へ渡るのは不可能との事で、また二手に分かれて渡ります。
どちらに乗るかゲストが決めてとの言葉を頂戴し、折角だから乗ったことの無い方を選らばせて頂きます。

一番よりも水深が有るようで、期待感がありましたが釣ってるうちに濁りがだんだんと無くなってきます(T_T)
六度時テトラでクロさんと陸奥さん
クロさんと陸奥さん

16:00
アタリが有っても乗らない・・・。

カニが底に着いた瞬間スッと引き込みアタリ、アワセるとぉ!既に根に潜ってます(T_T)これも多分キジハタかー?
それ以後アタリ無く、腕も上がらなくなってきました。
クロさんは渡って直ぐに竿が折れたとかで、私達の為に釣りをせずに夕方まで付き合ってくれました。有難う御座います!!!
アタリがあるのはキジハタ?
正体不明の魚がロッドを引き込む

結局黒鯛は釣れなかったが、新しい仲間と2日間を過ごさせていただき、初めて北陸の離岸堤で釣る事ができました。
残念ながら3日目は大雨を予想し釣りは断念、再会を誓い皆さん一人一人と握手してお別れです。
皆さん本当に有難う御座いましたぁ!!!

今回も、案内して頂いた皆さん、応援して頂いた皆さん、ありがとうございました!

宿泊は勿論!
鯰第一温泉ふじのや